会長あいさつ

　令和元年（2019年）12月に新型コロナウイルス感染症が発生して1年半が経とうとしています。令和3年3月に県内で変異株を含むクラスターが発生し、特別緊急期間（3月25日以降）となっており、西条市内においても、クラスター感染が発生している状況となっております。その為、地区研修・協議会も２年連続で中止となり、例会開催も休会が続いている状況で、今期も元の状態での活動は制限されるように感じております。以前の当たり前に行動していた事に心から感謝し、その有難さ（有る事の難しさ）を痛感しながら、活動を進めて行こうと考えております。

　さて、2021-2022年度国際ロータリー　シェカール・メータ会長（インド）は、“serve to change lives（奉仕しよう　みんなの人生を豊かにするために）”をテーマに掲げています。ロータリーの「超我の奉仕」で言う「奉仕」を「自分よりも他の人の事を先に考える事」と解釈し、自分の人生も豊かになれる行動をする事が大切であると言われております。また、以下の４つの課題　①ポリオ根絶　②新型コロナウイルスとの闘い　③大きなインパクトをもたらすプロジェクトの取り組み　④会員数を史上初の１３０万人にする。　に挑戦するロータリアンが、変革者となることを会員に呼びかけています。

　また高知県中村ロータリークラブ所属の2021-2022年度国際ロータリー第2670地区　東　邦彦ガバナーは、“成長しようロータリアン（Grow　Rotarian）”をテーマとし、成長とは、繋がる事（各クラブ・各分区）であり、活力に満ちたリーダーを育てるために会員基盤の拡大とクラブの活性化を「ガバナーの行動指針」に掲げています。

　今年度　当クラブは、これまでの西条地域におけるロータリー活動の意義やそれを踏まえたこれからの発展を考え、スローガンを「　温故知新　～　地域に奉仕するロータリーの歴史を繋げていこう！～　」とし、以下の５つの活動指針を掲げてスタートします。
【　活動指針　】　
①　創立60周年記念事業の成功
②　ＩＭ（インターシティミーティング）事業の成功
③　会員増強
④　地域貢献・奉仕事業の充実
⑤　会員相互の親睦活動の実施

　今年度は、西条ロータリークラブで初めてとなる、IMと創立記念事業を同時開催する年度でもあります。新居浜ロータリークラブをスポンサーに昭和37年（1962年）3月11日に創立してから60周年を迎え、井上実行委員長・星加副実行委員長のもと、記念事業を令和４年３月に開催致します。６０年と言えば、人間で言う「還暦」の年にあたります。この大きな節目の年で、私が生まれる10年も前から活動している歴史あるクラブでもあります。

　私自体まだまだロータリーの事に関して無知若輩者ではございますが、今まで59年間歴代会長の培ってきた実績を次の７０代に繋げて行ける様に頑張って行く所存です。

　また　ＩM（インターシティーミーティング）の開催におきましては、佐々木善康ガバナー補佐を当クラブから輩出し、高瀬実行委員長・白木副実行委員長のもと、開催準備を行うと共に、佐々木ガバナー補佐のサポートと愛媛第１分区の連携強化を目指して参ります。

　この近年においても、厳しい状況下ではありますが、今年度は、５名の会員増強を目標に掲げ、周年と言う事業の年でもありますので、会員一人一人のお声掛けに協力してもらいながら、女性会員も含めた目標達成が行える様に活動していきたいと考えております。

　最後になりますが、経済情勢困難な時で有り　新型コロナウイルス感染状態やワクチン接種状況にもよりますが、会員相互の親睦を出来る所から考えていき、会員にとって魅力のあるクラブになる様に連携を取っていければと考えております。

　会員の皆様のご指導・ご鞭撻を賜りながら、大変な激動の1年間になりそうですが、会長職を全うして参りますので、ご支援ご協力を宜しくお願い致します。